小日向ダイアリー

月1更新を目標に紙と日記を便乗と

【環境考察】師走と見るK09オルスタ環境

今回はディセンブル発売後のオールスター環境を入賞ルリグの分布から見ていこうという記事になります。

 

今回もデータ集計はWIXOSSBOXさんとTwitterを併用して集めたものになります。あくまで個人で集計したものですので参考程度にお考え下さい。また、詳細な構築が気になったらWIXOSSBOXで確認してみてください。

 

wixossbox.com

 

 

 

 

 

 

入賞デッキ分布

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13 ドーナ
12 創世マユ
   9 タマ経由
   3 イオナ経由
11 タマ
   7 ハイパーダッシュ
   2 通常ダッシュ
   1 バカラオーラ 再会マユ
9 ナナシ
8 紡ぐ者
7 糾う者 エルドラ カーニバル
5 あや 花代
4 ハナレ リル
3 グズ子
2 アルフォウ ウムル ママ レイラ
1 アイヤイ ウリス サシェ タウィル ピルルク 緑子 メル リメンバ

 

※糾う者は全てタウィル経由

 

 

 

環境雑感

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ドーナがかなり勢いを伸ばしていることと、創世マユの構築の流行の変化が興味深いシーズンとなっています。創世マユは、前弾環境ではイオナ経由のグッドスタッフ気味な構築が主流でしたが、今期は《ぶりっつキー》を採用し、《白滅タマ》を経由したアーム軸の構築が主流となりました。

 

 

他に今期注目したいのは、新弾のカードによって新たに登場した2つのショットデッキです。

 

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1つは「ハイパーダッシュタマ」と呼ばれるデッキタイプ。相手のアタックフェイズ中に《グランドスラム》で《ビカム》を使ってグロウ。返しのターンで更にグロウすることで、相手と2レベル分の差をつけ、《先駆アークゲイン》の暴力を押し付けるデッキタイプです。《月鍵タマキー》で天使を集め、それらを《アルペイオス》でエナにすることで、早期に必要となるグロウコストを賄っているようです。

 

 

こちらのレベルが2の状態から《先駆アークゲイン》で耐性を得た《プロメウス》や《ネーレウス》が攻撃してくるのは圧巻の一言。通常のダッシュタマと違いあまり搦め手は搭載されていないものの、相手がレベル4になるまでの2ターンの猶予を使い力押しで突破してきます。その分「耐えれば勝ち」という側面もあるので、自分のデッキに合った対策法を検討したいですね。

 

 

ちなみに「新たに得られない」効果は「効果を受けない」効果で弾くことができないため、《サイスパ》や《サトリーナ》等の効果で、《ネーレウス》が自身の常時効果で得ている自動効果を得られなくすることでショットの点数を抑えることができます。効果無効のルールは面倒ですけど、余裕があればしっかり学んでおきたいところです。

(12月25日追記:詳細はこちらで解説しています)

 

 

2つ目は糾うタウィル。

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《糾う者》の効果で《ポセイドナ》の限定条件を無視し、《黒鍵キー》で《シェムハザ》の条件を達成し、《先駆アークゲイン》と《シェムハザ》を《ポセイドナ》の下に敷いた状態を目指します。これにより、《ポセイドナ》が得ているタマ/タウィル限定は無視しつつ、盤面の天使が完全耐性アタック時トリガー持ちの化け物へと変貌します。

 

 

ショットデッキとしては始動が遅いものの、その性質上対処できないデッキでは全く歯が立たないのでかなりの脅威と言えます。始動が遅いことから、速攻が可能なデッキであれば相手が動くより先に決着をつけるのが有効です。《フラクタル》なんかで1ターン誤魔化したり、盤面形成が難しくなるほどのリソース干渉も効果的ですね。

 

 

ちなみに《サトリーナ》の出現時能力で《ポセイドナ》の下に存在するカードを抜き取る際には耐性は関係ないので天敵になります。《サトリーナ》便利すぎて草。

 

 

 

最後に

この時期に注目デッキもへったくれもないですよね。それぞれ自分の信じる道を進んで新ギミックを使った構築を考えていくのみかなと思います。

 

 

今年はおそらくこれが最後の更新になるかと思います。気ままに続けていくつもりですので、これからも小日向ダイアリーをよろしくお願いします。心身ともにやられやすい時期なので、お気をつけてお過ごしください。

 

 

何かあればTwitter(@fyra_coffee)の方までお願いします。